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法話
自己を習う

「忙しいですね。」「本当ですね。」
というのが、日常の挨拶になっているほど私達は何故か忙しい日々を送っています。
何故? なぜ? ナゼ?
忙しいという字は、 (りっしん偏)に 、つまり心を亡くした状態です。
子供の頃は1日を長く感じ、
過ぎ去りし20代の青春は早くも終わり、
30代は更に加速し、
40代は沈む夕日に涙したのも嘘のように・・・。
時代のスピードが人を引っ張り、早くなればなるほど心を亡くし、
自分自身も何処かに置いてきてしまう。
「自分には関係ないから」という無関心は、
人の喜び、哀しみ、辛さを思いやる事も無くしてしまう。
仏道(仏教)を習うというは、自己を習うなり
とお経にあります。
自分に興味をもって、どうか自分を大切にして下さい。
それが即ち、人を思いやる事になります。
「今年ももう終わり」
そういった1年間は何回あるかしら・・・。
合掌
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No.1 いま、この時