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座禅

禅僧(曹洞宗・臨済宗等のお坊さん)が座禅をしているところを
バシッと肩を叩かれる光景をご覧になった事がおありでしょう。
   さて突然ですが問題です。何でこんな事をしているのでしょう?

1. お坊さんのようになりたいから。
2. きびしい修行に憧れたから。
3. 自分を鍛えたいから。
4. 日々の生活から一時でも離れたいから。

 さあ、答えは何でしょうか・・・ 後ほど。

「隣りの芝生は、よく映える」とはよく言ったもので、人のことはあれやこれやと
分析するものの、自分自身の事はなかなか観えてこないものです。
座禅とは、即ち己自身を見つめる事。
自己を見つめ、親しみ、究明する。
何のために生きるんだろう? 何故、今ここに生きているのか分かりたいっ!
そのために坐ります。

座禅はお寺でするものとお考えの方が多いですが、ご家庭でも出来ます。
お寺での座禅と同様に、家庭でも出来る座禅方法をここでご紹介致しましょう。

<準備>
 ・家の中の静かな場所
 ・座布団
 ・線香と線香立て

<座禅の仕方>
1.合掌低頭後、入室し線香を立てる。
2.座布団の前に進み再度合掌し低頭。
  座布団を二つ折りにし、その上へ浅く坐る。
3.右足を左足の下腹に、かかとがくるくらいに引き寄せる。
  ここで痛くなければ、更に左足も同じく右足の付け根に乗せる。
4.手は右手の掌の上に左手を重ねるか、両手を組み、掌を下に向けて
  安んじるかの状態にする。
5.上体を前後左右に振り、重心が定まれば下腹を前に出し、背を真直ぐ伸ばす。
  頭を正面に向け、目を半眼に開き、視線は1m先に落とす。
6.息を調える。
7.時間が来れば、体を徐々に動かし、静かに立ち上がった後、合掌低頭する。

「百聞は一見に如かず」まずはやってみましょう。

先ほどの答えです。
正解は、どれも〇であり、どれも×
人それぞれに、座禅に思う事有って然るべきです。
座禅を永続きさせるには、我執を捨て、禅宗の型に填るように心懸ける事を
お忘れなく。

座禅をもっと深く知りたい!
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